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電車によるベル運搬

でんしゃによるべるうんぱん
2003年の三重での公演に向かうプロアルテがトライした、コンサート用荷物一式を運搬するための方法。

2003年12月20日。
その日は、雪の日でした。

ベルケース数箱、スポンジクロス、譜面台といったコンサートに必要な荷物類は、あらかじめ業者にコンサート会場である三重県多気郡の多気町民文化会館までの運搬を依頼していました。

メンバーは、名古屋まで東京から新幹線で向かい、その後電車を乗り継いで、三重県多気郡の会場へ向かっていました。

名古屋で新幹線を降りると、既にもう雪はかなりの勢いで降り積もっていました。

そして名古屋からローカル線を乗り継いで会場へ向かっている際に、コンサートのコーディネートをして下さっていた方の携帯が鳴り、その顔がみるみる曇り始めました。

それは運搬業者からの電話で、雪により高速道路が通行止め、そのため下の道路は大混雑しており、とても時間までにコンサート会場への運搬は不可能、という内容の報告でした。

どうなる、コンサート!?
どうする、プロアルテ!?

そして下された決断が、この電車でのベル運搬。

業者の方と連絡を取り合い、駅名は忘れてしまいましたが、メンバーたちの乗った電車の最寄り駅まで来てもらい、メンバーはその駅まで引き返す。そしてそこでベルを受け取り、電車にそれら一式を積み込み、コンサート会場の最寄り駅まで運んで降ろし、後は会場までメンバー送迎用の車を利用して運びましょうという計画です。

さらっと文章にすると、何でもないことのように思えますが、ベルケースは5オクラーブ分7ケース、スポンジ6ケース、それにクロスや譜面台と、要は軽ワゴン一杯分の荷物を、それほどの時間のない電車の停車時間の間に積み込み、また電車の中でそれだけの荷物全てを置くスペースを確保し、駅到着時のわずかな停車時間を利用して、また全て降ろす、というなんともとんでもなく、一見無謀とも思える計画でした。

<荷物を受け取り、ホームにたむろするメンバー>


<電車内に山と詰まれた荷物>


結局、計画はなんとか実現し、無事にベルを会場まで運搬することができました。

そして開演一時間前に滑り込みのリハーサル開始。

成せば成るとは言いますが、今思い出しても、よく短い停車時間内に、あれだけの荷物の積み下ろしを、それも電車への積み入れと電車からの積み出しという二回に渡ってやってのけたものだと思います。

その年は、私自身にとってのプロアルテ・デビュー年でしたが、とんでもないことをする団体に入ってしまったものだ、と思ったことを覚えています。

また最悪リハーサルはできなくても仕方がない、でもコンサートには間に合ってくれ、とまで思ったのも、あの時くらいでしょうか。

その顛末に関しては、三重公演に関する2003年の練習日記をご参照下さい。
カテゴリ:プロアルテ
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