ハンドベルにおける低音部でも高音部でもないパートのこと。またそのパートを担当するリンガーたちの総称。
使用例:
「ええと・・・ミドルが聞こえてこないんですけど・・・」
花形として主にメロディを担当する
ハイベルや、伴奏として「縁の下の力持ち」である
ローベルに比べて、パートとしての存在感が、比較的薄い。
けれども実際には、一つの曲の中で
ハイベルと
ローベルの要素の両方を要求されることも多い重要なパートであり、
例えば、一つのある小節の中で続く音を、最初はメロディとして、続いては伴奏として打ち分ける、といった器用さが要求される場面も多々ある。
音域としてのパートは、「
ローベルでも
ハイベルでもないところ」という消去法的な定義になりがちなことが多い。
またミドルを担当するリンガーを「ミドラー」と呼ぶのは余り聞かない。