特に指揮者を立てないハンドベル演奏において、
机の角度は、横との連携を意識する上で、一つの重要な要素となります。
机に角度があることで、敢えて横を向かなくても、視界内に他リンガーの動きを収めることが可能となります。
その角度を付けた机と机の狭間のスペースには、プレートを引いて机同士の隙間を埋め、その上に通常の
スポンジの変わりに、小さな三角形のスポンジマットを置いて、スポンジの切れ目を作らないようにしています。
グリー以来の言い回しで、その語源や、用語としてどれほどの一般性があるかは不明ですが、その「
机の狭間に置く小さな三角形のスポンジマット」のことを「ひつじ」と、プロアルテでは呼んでいます。
プラックや
テーブル・ダンプ時の感触に影響するためか、プロアルテでは固めの「ひつじ」が演奏者には好まれる傾向があります。
<プロアルテの三匹の「ひつじ」たち>