ハンドベルの
キャスティングに
クラッパーが当たり、音が鳴り始める瞬間に、ベルのある位置のこと。
使用例:
「メロディーの打点をもう少し揃えましょう」
一般的には、【準備】と同様に、メロディーならメロディー、伴奏なら伴奏にて、それぞれ打点を揃えることで、ヴィジュアル的にも音の繋がりを表現できると考えられている。
具体的には、メロディーにおける主旋律音は打点を高くし、例えばその主旋律に三度下の伴奏音が付随していれば、その伴奏音の打点を低くすることで、メロディーの強調を視覚的に表現することが可能である。
但し、
アサイメントとして演奏者の音域を分割するハンドベルでは、その演奏者の担当する音(ベル)が、メロディー・伴奏として連続する場面が珍しくなく、その場合には打点の
打ち分けを行う必要がある。
特に
ミドルにおいては、
打ち分けをこなす必要のある曲が多い。