個人的には、原曲も好きですし、今年のプログラムの中では他と重複しないカラーであり、またこの2010年という年にちなんだ曲のプログラム追加にも賛成なのですが、果たしてどうなるでしょうか・・・
<練習光景>
※メンバー全員が並ぶと、いつもと同じ机なのに、なんだか短く見えます。この日の練習では、アップテンポな曲や大曲系で、速い細かい音の連続の中でも、メロディのアクセントを明確に置いて、綺麗に流れて聞こえるように練習していたハイベル陣の姿と気合が印象的でした。
8部音符や16部音符の連なりを、細かく的確なタイミングで、しかも流れる感じを意識して、何度も何度も繰り返して詳細に練習をしていました。
その間にローベルでは色々とふざけていた・・・なーんて、そ、そんなことが、あ、あるわけありません。でも同じ時間の練習量でもローベラーは、いや少なくとも私は、今日ハイベラーたちが演奏していた、あのようなメロディーを奏でるレベルまで、到達することは確実にできないので、同じ団体にいながら、素直に「すごいなあ
」と思います。
<ある曲を部分練習するハイベル陣>
ハンドベルの演奏では、オーケストラのように、別種の楽器が連なり重なり合ってハーモニーを生み出すというものではなく、音色を奏でる楽器は一種類ですが、こういうふうに、ローベルや、ミドル、ハイベルといった各パートがそれぞれ部分練習をして、ある程度完成した後に合わせると、まさにその瞬間に、徐々に音楽が作りあげられてていくのを実感したりします。
(cf.ハンドベル用語集 ハイベル、ハイベラー、ミドル、ローベル、ローベラー)また、もしかしたら私だけかもしれませんが、
譜読みの段階を過ぎ、自分の担当音を把握してきたこの時期には、他の演奏者やパートのハードとする箇所がどこか徐々に見えてきて、自分も演奏者として同じその曲・音楽の中にいながらも、まるで客席から見るように、「この人、ここで実は凄いことをしているんだな
」とか「この部分って綺麗に揃っているなあ
」などと、ちょっと演奏者視点からは一歩引いて
(ある意味で特等席から)、見聴きしていることがあります。
まあ、でもそれは必ずしも、肯定的な印象だけとは限らないですし、
またきっと私自身も、周囲の方から色々と見られているのだと思いますが。
そういうふうに様々なことを感じることや、また意識的・無意識にせよ、そういった視点を意識することが、きっと一人で何か楽器を単独で演奏する場合とは違って、複数人で音楽を作り上げていく上での楽しみであり、また難しさなのかな、と思います。
明日は、また今日の続きからの練習となるのでしょうか。また引き続き、頑張りたいと思います。
さて、練習の番外編を少々。
昨年も書きましたが、練習場所近くに美味しいラーメン屋さんがあって、今年も行ってまいりました。
練習合間のお昼時間に近くを通るたびに、毎回すごい行列で時間内に帰れないため、今年はまだ行くことができませんでしたが、行列の比較的短かったこの日、ようやく今年初の来店を果たしました。
麺や双六というお店です。
※お店の公式サイトは見つけられなかったので、食べログの該当店ページにリンクしています。<汁ありチャーシュー坦々麺 味玉子トッピング>
私自身ラーメンが好きで、家の近辺を中心に結構食べにいったりします。
昨年も書いたのかもしれませんが、
ここのお店の店主さんは、本当に丁寧な仕事ぶりだな、と感じました。
6〜7席のカウンターで、1ロット大体4杯。
スープの注ぎ方、薬味・調味料の挿し方、茹で上がった麺の水の切り方や、器への盛り方。
熟練した人による手馴れた作業を見ていると、飽きずに眺めてしまうことがありますが、まさにそんな感じです。
私のいただいた、上の写真の汁ありの坦々麺は、見た目は辛そうですが、味わいはとてもマイルドです。
それほど辛くなく、スープまで美味しくいただけます。
またスープにたっぷり絡めたチャーシューも美味しかったです。
「
レベル高っ!」
食べ終えて店を出た後に、今年もそう呟いてしまった、そんなこの日のお昼でした。