ただ世間では、気温が急に低くなり、乾燥してきているここ最近、下痢や嘔吐を伴うノロウィルスが流行しているようで、その影響で、部長を含め、欠席せざるをえなかったメンバーが何人かいました。
<練習光景>
この日の練習で、個人的に感じたこと、面白かったことがいくつかありました。
一つ目は、定番としてこれまでのコンサートで何回も演奏してきた曲は、たぶん皆それぞれどこかに「余りその練習に時間を割かなくても、実際には何とかなるだろう」という考えがあるように思います。
そして、実際にそうした曲をこの日のようなプログラムに沿った
通し練習をしていく中で、最小限の確認のみによって、本当に実際に短い時間で演奏がある程度の形になっていく、ということです。
このことは、今年初期の練習日記でも書いた、その年に「守り」を取り入れたスタンスを採用することで享受できる大きなメリットだな、と感じました。
ただし、もちろん
今年のスタンスは決して「守り」一辺倒ではなく、いくつもの新曲や、既に演奏した曲に対してもこれまでとは違ったアレンジによる演奏などを試みております。どうぞご期待下さい。
また
前日の練習日記にも書いた「テンポ」に関しては、
いくつかあるアップテンポな曲について、既に今年のこの時期までに何回も練習を経てきていることもあって、
「流れに乗らなくては
」や、あるいは「自分が流れを作らなくては
」といった焦燥感に駆られることなく、
だいぶ落ち着いてそうした曲たちに対峙できるようになってきたように思います。
その曲の中で、自分が担当する音の中で、本当に欠かせないものや重要なものが見極められてきて、たとえ自分の打つ全ての音について完全に演奏できなくても、その曲としては何とかなる、リカバリーできると思えるようになるといった感じでしょうか。
それから最後に、
以前の練習日記に書いたように、9月ごろに今年のプログラム曲の選曲が行われ、
今年の演奏予定曲はほぼ固まっていましたが、この日にその
ちょっとした見直しが行われました。
<選曲見直しについて話し合っている様子>
そして概ね「ある一曲を外し、また別の新しい曲を一曲追加する方向」となりました。
この11月頃の時期に、それまでに決められていたプログラム構成を変更するということは、確か昨年もL.アンダーソンの「Belle of the Ball」の急遽追加という形で、やはり見られました。
(cf.2009年11月3日の練習日記)つまり、この時期の選曲見直しは、毎年決して珍しいことではないのですが、
個人的に面白かったのは、外される曲が「そもそも何でプログラムに入ることになったんだっけ?
」に始まり、
メンバーの色々な思惑が絡み、他のもう一曲の扱いも絡めて話し合われていた時間で、
結論としては、「一曲削除・一曲追加」となったのですが、
「二曲削除派」や、「折衷派
(二曲目は完全削除ではなく、部分的に残す)」、様々なバリエーションの「曲順変更案」なども入り乱れて、ちょっとした議論タイムとなっていました。
「議論」と書くと、なんか物凄く真剣に話し合っているみたいですが、実際にはそれほど堅苦しいものではなく、ただみな思い思いに、言いたいことを言ってる感じです。最終的に、この日上述の通り体調を崩されてお休みされていた部長に、
一曲外す方向を副部長がメールで申請し、「了解」の旨の「部長決裁」をいただきました。
そんなわけで、コンサートの約1ヶ月前ということで、
こちらの
2010年クリスマスコンサートのお知らせページへの演奏予定曲の掲載をしようかな、と考えていたのですが、それは来週末へ持ち越すこととします。
そのような感じで、練習・選曲面など、今もまさに現在進行形で色々と試行錯誤中な、私たちプロアルテ・ベルリンガーズですが、
良いコンサートだったと言っていただけるよう、最後まで力を抜かずに、今年もこの週末みっちり練習期間突っ走れたら
と思います。
以下、メンバー向け業務連絡です。
(※要ログイン) 11月5回目の練習 11月6回目の練習 12月1回目の練習 12月2回目の練習※練習場所がいつもと違うところになる見込みです。 12月3回目の練習 12月4回目の練習※12月の2回目の練習以外の練習場所は、全ていつもの場所です