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プロアルテ・ブログ - 立教大学ハンドベル・クリスマスコンサート

立教大学ハンドベル・クリスマスコンサート

カテゴリ : 
コンサート関係 » 2010年コンサート
執筆 : 
Blogger's Avatar  2010-12-12 02:22
この日12/11(土)に、立教学院諸聖徒礼拝堂ハンドベルクワイアのクリスマス・コンサート「Candle」が、大学・池袋キャンパスのチャペルにてありました。

プロアルテとは、その一部を立教大学ハンドベル出身者としている関係にあります。

17:00開場、17:30開演。

私は17:20頃チャペルに滑り込んだのですが、チャペル全席は満員で、2階の片隅に座って見ることになりました。

後で伺ったところによると、今年も開場時間前後には昨年同様に、大学本館前の道を囲むように、物凄い長蛇の列ができていたそうです。

大学のイルミネーションは今年も美しく
毎年これを見ると、「今年もクリスマスが始まった」と実感します。街中には、より華麗だったりより色鮮やかなイルミネーションが溢れているかもしれませんが、やっぱりクリスマスと言えばコレと思ってしまいます。

<正門ツリーのイルミネーション>



第一部は、宗教曲・クリスマス曲を中心に7曲、
第二部は、ベルオリジナル曲やクラッシック曲を中心に6曲、
アンコールを1曲、という構成。

指揮は、学生2名と下田先生。

譜面台の裏にはキャンドルの絵が描かれていて、また祭壇の中心にはいくつものキャンドルが数段に渡って灯された台が捧げられていました。

1列目にハイベルからC4かG3くらいまで、
2列目に3ベルが、3列目にチャイムが並べられ、主に前2列を使って演奏されていました。

演奏者の服装は、第一部・第二部と一貫してスーツ姿。
一曲ごとに曲席に座る男性からのアナウンスが入る形でした。

MCによる奏法紹介はありませんでしたが、
19ページに及ぶプログラムの中に、イラスト付の丁寧な奏法紹介ページがあり、また各演奏曲の紹介ページにも、その曲でどの奏法を使用するのかが判りやすく記載されていました。
<開演前のチャペルの様子>



個人的に印象に残った点を挙げながら、感想を書いていこうと思います。

O Holy Night


ハンドベル演奏曲ページにも書いているように、プロアルテでも定番曲として、ほぼ毎年のように演奏している曲です。

プロアルテでは独自のアレンジ譜を使用していて、大抵の年のコンサートの最後を締めくくる曲としてさらっと演奏しますが、この日のこの演奏は恐らくベル譜によるもので、とても力の入った熱演でした。

とてもゆっくりとしたテンポから始まり、情感を込めて歌われるメロディー、伴奏の連打、また曲自体の強弱のメリハリがとても効果的で素敵でした。

一つ面白かったのは、ミドル辺りでシェイクをする時だけクラッパーの位置を変えて、またリングの際には戻すというのをやっていて、とても器用だな、と感心しました。

またこの曲の最後の方で、女性2人、男性1人によるローベルの重低音がとても良く響いていて、その演奏に熱を加えていました。


Amazing Grace


最初は静かに始まり、マルテラートやシェイクも交えた壮大かつ装飾的なアレンジで、伴奏を受け持つミドルやローベルが、よくメロディーを支えていました。

確か今年のホームカミング・デイの際のコンサートでも、同じ譜面で演奏をされていたように思います。

演奏し慣れている曲なのかなというのが、和音を合わせる際や、指揮者を良く見ている感じから伝わってきて、聞いていて、またそうしたリラックスして演奏される様子を見ていて、とても和やかな気持ちになりました。


The All-American Hometown Band


以上の2曲は第一部からの、以下は第二部からのピックアップとなります。

第二部の最初に演奏されたこの曲は、それまでのどちらかと言えば宗教的で厳かな選曲とは打って変わった、賑やかで楽しげに始まりました。

ローベルはプラックよりもリングを中心とした重低音構成で、テンポもそれほど速くなく抑えられていました。

それでもハイベルの賑やかなシェイクや、飛び跳ねるように遊ぶようなローベルのプラックの調子に、自分が大学時代や明学東村山でこの曲を演奏していた頃を懐かしく思い出しました。

やはり楽しげに演奏されるAmericanっていいなあ、と。


Beauty and the Beast


有名なディズニー映画「美女と野獣」で使用された曲を、いくつかつなぎ合わせた曲です。

プラック、マルテラート、シェイク、マレット、サムダンプなど様々な奏法が使用され、目で見ていても楽しめる曲でありました。

それらの曲と曲の合間のつなぎ目の部分が、今年のプロアルテでの演奏予定曲である「となりのトトロ・メドレー」にて私たちも苦心して今まさに練習中な部分で、立教大学ハンドベルの場合は指揮者がいるといっても、その切替部分がきっと大変だったろうな、と感じました。

また最後の有名なテーマをハイベルが歌う際に、良く揃ったミドルの和音が強弱のメリハリに貢献していて、とても統一感ある素敵な演奏でした。


Ave Maria(F.シューベルト)


「O Holy Night」と同様に、これもプロアルテの定番としている曲です。

この日は、全曲チャイムによる演奏でした。

使用している譜面自体がプロアルテのものとは違うというのはありますが、
全く違った印象の曲となっていてとても新鮮に耳に響きました。

なんというか、チャイムの場合は、イングリッシュ・ハンドベルによる演奏よりも、伴奏のアルペジオとメロディーがとてもシンプルで、音の混じり合いがより少なく、透明感あるクッキリとした曲調となっていました。


EL Condor Pasa


南米アンデスの民謡「コンドルは飛んでいく」です。

そう言えば、アテンポさんの5thコンサートと言い、今年、サイモン&ガーファンクルのカバーした曲がハンドベルで演奏されるのを聴くことが多いのはなぜだろう?とふと思いました。

静かな感じの演奏をイメージしていたのですが、
速めのテンポにて演奏され、
ギターでの冒頭のトレモロを、マレットを使って表現していたり
本来はケーナ(かな?)で歌われるメロディーの装飾音にチャイムを使っていたり
マレットを使用することでローベルを打楽器的に効果的に使用していたり
と、とても奏法の使い方が面白く、そしてマッチしていて楽しめました。

速めのテンポの中、特に曲の最終部、ローベルが良く全体を引っ張っていて格好良かったです。


最後に


昨年のクリスマス・コンサートや、卒業コンサートを経ているためか、誰が何年生なのかはだいぶ把握したように思います。
その中で、4年生たちの動き(音楽に乗っている様子)や、表情がとても豊かで印象的でした。

プログラムに現在の学年構成が載っていましたが、4年生の数が多く、
その卒業後も、新たに新入生を迎え入れることができて、立教大学ハンドベルの現在の規模を保たれたらうれしいことだと思います。

現役生たちもそのために、練習日記を携帯サイトで頻繁に配信したり、と色々頑張っているようです。OBの一人としてその努力が報われるといいな、と願っています。


また毎年、チャペルを一杯にするこのコンサートを聴きに伺い、ハンドベルという楽器が、特にこのクリスマスの時期に、たくさんの人々を惹きつけてやまない魅力を持っているということを改めて実感します。

今後も立教ベルがそのコンサートでの素敵な演奏を通じて、沢山の方々にハンドベルの魅力を広めつづけていってくださることを願ってやみません。

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おく   投稿日時 2010-12-17 0:48 | 最終変更
>早目にならんでいたので、目の前で演奏を聴くことができました。

このコンサートを侮ってはいけませんでした・・・
10分前では遅すぎたことを痛感しました・・・


はい。
今や立教大学には当たり前のようにハンドベルがあって、それが立教のクリスマスに一つの彩りを添えていて、それをユニークなものにしていると感じるのですが、それって20年前に、この大学でハンドベルする団体を作ろうと、様々な形で奔走された方々あってのことなのですよねえ。

物凄く沢山の方々が聴きに来てくださっている盛況ぶりをみて、そんな想いがすごく込み上げてきて、T先輩や部長と、あの後にお茶して、色々と話すことができて楽しくもあり、またなんというか、ありがたかったです。

そしてこの立教ベルや明学ベルからさらに派生してプロアルテができていて、そういう過去の大元の発端がなかったら、現在の私たちもきっとずいぶん違った形になっていたであろうなあ、と様々な「if」に思いをめぐらせてしまいました。

それはたぶん、きっとこれからもこうした立教ベルを始め、今まさに活動中の様々な学生さんたちの団体から、将来、多様な団体が生まれるのかもしれないということなんだろうな、とも思います。

そうした様々なブランチの幹として、今後もこの大学のハンドベルクワイアが輝いていてほしいな、と改めて願っています。
みわ   投稿日時 2010-12-14 10:40
今年も昨年に引き続き、聴きにいくことができました。

早目にならんでいたので、目の前で演奏を聴くことができました。

一部ではアメイジンググレイスが印象に残りましたが、やはり二部が
楽しく、ベルの音も心なしか一部より踊っているというか生き生きとしている感じがしました。

そういう曲が多かったということもあると思いますが、みんなの表情も一気に明るくなり、
みているほうも楽しくなりました。

20年前、私が一年生の時にできたハンドベルクワイア。アメリカンなどを聴きながら演奏者側にいた自分を思い出しました・・・。

終演後、おく氏とベル創立時のT先輩とお茶していろいろと話した時に、
おく氏が「今は立教のチャペルにベルがあるのは(聖歌隊のように)当たり前のように存在しているけど
Tさんたちが作ってくださったからあるんですよね。」と感慨深げに言っていたのが心に残りました。

立教のベルがどうしてどのように創立されたのか、今の学生たちはあまり知らないわけで
創立者の先輩たちがどんな気持ちでハンドベルクワイアを立ち上げたかなど、語り継いでいくことは大切なのか、余計なおせっかいなのか
いろいろと考えてしまいました。

20年たった今、ハンドベルクワイアの在り方についていろいろと難しい論議がなされていましたが、
ただ一つだけ忘れて欲しくないのは、ベルが本当に好きで、ベルの大きな可能性に惚れ込んだ1人の人が、
世界に羽ばたかんとする気負いをもって作り上げたクワイアだということだということです。(私の想像ですが・・・(^_^;))

私もその人のベルに対する熱い思いに触れて、プロアルテを立ち上げることを決意したわけです。

その気持ちを口で伝えることは難しいので、演奏でお伝えしたいと思います・・・。

なんだかコンサートの感想から離れてしまいましたね。すみません。

でも立教のハンドベルがこれからも長く長く続いていってくれることを願ってやみません。
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