湿気対策
以前に
ブログでご報告した通り、今年プロアルテでは、所有するイングリッシュ・ハンドベルを新しくしました。
しかしこの日ベルケースを2週間ぶりに開けてみると、この季節に伴う湿気と暑い日中の日差し、またそうした影響をもろに受けてしまう保管場所の関係から、ベルに練習の際に付いたのではないと思われる汚れが、付いてしまっていました。
マルマーク社のベルケースは、その中が赤い毛皮でコーティングされ、衝撃などからベルを守る役割を果たしていますが、どうもその毛皮の部分が湿気を含んでしまい、その湿気が接触しているベルの
キャスティング部分に「汚れ」として跡を残してしまっていたようです。
とりあえずタオルを調達いただき、この日の練習後に、ベルと毛皮の間にそのタオルを挟んで、次回また様子を見ることにしました。
保管場所にも拠るのでしょうが、ハンドベルの保管に関して同様の事象が発生しているハンドベル関係者の方々などがいらっしゃったら、どのような湿気対策をなされているのか、ご参考に伺えたらなあ、などと思ったりします。
クラッパー「ミドル」へのテープ貼り
レンジとしての「ミドル〜ローベル(C4まで)」にかけて、出荷状態の
クラッパーのミドル状態の音が、硬質すぎるというか、余りにも金属音チックだったので、これまではクラッパーをソフトの位置にして使ってきました。
それに対して、この日テープを貼り付けによるクラッパーの「ミドル」の音質調整を行いました。
テープ貼り職人さんたちの丁寧な仕事ぶりにより、より旧ベルに近い音質となりました。
ソフトの位置のクラッパーは、厚いフェルトが貼ってあるため、ある一定以上の強い音量を出すのが難しかったのですが、このテープ貼り対応により、個人的には音量調整の自由度が格段に上がった気がしました。
<クラッパーの「ミドル」の位置に、テープの貼られたベル>
カチッ音問題
ローベルのB♭3の音で、特に強く音を出そうと打つ際に、「カチッ」という音がベル下部からしていました。
お昼休みの間に、原因究明に乗り出した「カチッ」音対策専門家メンバーの綿密な検証の結果、透明なプラスティックでコーティングされた、
ハンドル内部の芯の部分(マルマーク社製ベルなので、正音だと白く、半音だと黒い部分)が突起していて、それが
ハンドガードと衝突して、問題の「カチッ」音を出しているのだ、と究明されました。
そして、ハンドルとキャスティンを切り離し、ハンドルのその芯の突起部分を削るという対策によって、見事に「B♭3カチッ音問題」は解決されました。
<問題のB♭3のハンドルとハンドガードの接合部分>
ビバ、専門家!
でもそうしたら、今度はまた別の曲のG4でカチッ音の発生を確認・・・。
専門家さ〜ん
練習内容
さて、前置きが長くなりましたが、この日の練習内容です。
前回の練習に引き続き、この日も7月末の結婚式で演奏する5曲の演習を、その通しを含めて行いました。
この日参加できなかったメンバーもいるので、まだ万全とまではいきませんが、個人的には、だいぶ行けるんじゃないでしょうか的に仕上がってきたように思います。
<練習光景>
※会場のスペースの関係で、この日は机をL字型に配置した練習となりました。そして、その後の残りの時間で、今年のクリスマスコンサートの候補曲を、ざっと4曲ほど練習しました。
ただ色々な候補曲がある中の初期の選曲段階なので、今年のクリスマスコンサートのプログラム構成がどうなるのか、まだ見当がつきません。
暫くは、たくさんの譜面を持参してくる必要がありそうです。
2010年は、果たしてどんな曲たちがクリスマスコンサートで演奏されることでしょうか?
どうぞお楽しみに。
以下、メンバー向け業務連絡です。
次回の練習等の日時・場所
(いつもの場所です)等の詳細は、
7月2回目の練習、
当日(※要ログイン)をご参照下さい。