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プロアルテ・ブログ - 5/22(土)練習

5/22(土)練習

カテゴリ : 
練習日記 » 2010年練習日記
執筆 : 
Blogger's Avatar  2010-5-23 00:50
ご無沙汰いたしております。

このブログが練習日記としては、2010年初の投稿になりますね。

今日は私たちプロアルテ・ベルリンガーズにとって、とても嬉しい、ある大事件について、このブログを通じてご報告いたします。

私自身まだ若干テンションが高め気味ですが、そのニュースについて画像をふんだんに織り交ぜながら、お伝えしていきたいと思います。
でもその前にちょっと、ちょっとだけ、もったいぶらせてください。

今年2月にプロアルテの新年会が行われ、その際のブログに下記のように書きました。

引用:様々な運営テーマについて「こうしよう!」という方針は色々と決まったものの、まだ実際にそれが実現するかどうかは確実ではないので、それらが実際に実現する形が見えてきたら、ブログにも取り上げていこうと思います。

また、先日の部長によるブログ「いよいよ」でも、こんな言及がありました。

引用:気持ちも○○も新たにがんばりましょう
○○は今週末にお伝えできることでしょう。

改めて整理すると、
・新年会の場にてメンバーが話し合い、「こうしよう!」とある方針を決めた
・またそれは何かを新しくすることと関係がある
ということになります。


では果たして何を新しくするのか?

■団体名の変更

それはありません。余程のことがない限り、これまでもこれからもきっとずっとプロアルテはプロアルテ・ベルリンガーズのままでしょう。


■アサイメントの構成

実はアサイメントの変更であれば、それは事件というほどのことでもなく、毎年少しずつマイナーに変わっています。例年と変わらずきっと今年もそうなることでしょう。


■衣装

現状、いまいち全員の統一感が出せていない部分があるので、確かに替え時かもしれませんね。でも変わる対象は、もっともっと大きなレベルです。


そうです!

今年、プロアルテ・ベルリンガーズは、新しいベルを購入しました

おお! おお! おお! おお!



これまで、団体結成時(ちなみに私はまだ入部していません)に購入したベルを、1994年以来、約16年間に渡って使用してきました。
まだ注意深くメンテナンスを続け、騙し騙し使用し続けることも不可能ではなかったかもしれません。

しかしさすがに16年に渡る長期間使用によって、一部のベルではキャスティングの損傷で音が割れてしまっていたりと、メンテナンスではカバーできない部分で色々とガタが来ていました。

今年のクリスマスコンサート後の打上げで話題になったことを皮切りに、新年会で「よし、買おう!」と方針が決まり、4月末の日本到着、そして今日この開梱の日を迎えることとなりました

購入元は、アメリカのマルマーク社(Malmark, Inc)

レンジは、5オクターブ61音、それに加えて「B2」と「G2」

メンバー費用分担による購入。

コストは・・・、んー、ちょっと生々しいテーマなので、ここでは伏せておきます。
ご興味のある方は、マルマーク・オンラインストアから、算出することができると思います。

ただイングリッシュ・ハンドベルは決して安価で手頃な価格であるとは、お世辞にも言えないため、それぞれそれなりにちょっとしたコスト負担だった、とだけ。比較的に円高な状況、1ドル100円以下という時期だったのが、せめてもの救いだったと言えるかもしれません。


さて、では以降は新ベルに関する画像ギャラリーな感じにてお届けします。

楽器運搬車に旧ベルと新ベルの両方を積み込んだ満載の車内の様子

楽器運搬車に旧ベルと新ベルの両方を積み込んだ満載の車内の様子。
何とか積めちゃうところがスゴイ・・・


練習場所に到着し、新ベルを車内から降ろした様子

練習場所に到着し、新ベルを車内から降ろした様子。
個人的にはクリスマス・プレゼントを前にした子供のように、ダンボールを開けてみたくてうずうずしいていました。


ビニール無垢な新ベルたち Part1ビニール無垢な新ベルたち Part2

ダンボールを開梱し、ケースを開けてその姿を現した新ベルの一部。
まだケースの中で、一つ一つのベルたちがビニールに包まれています。
花嫁さんだったらきっと「白無垢」な状態ですね。ベルの場合はビニール無垢とでも呼べばいいのでしょうか。幸せになろうね。なんちて。


ビニール無垢な新ベルたち Part3 「B2」

専用ケースからその姿を現した、ひときわ大きいこのベルは「B2」です。


そうです。プロアルテでは、これまで最下音は「C3」でしたが、今回の新ベル購入に併せて、「B2」と「G2」という二つの2ベルを追加しました

「C3」はピアノの鍵盤の中心の「ド音(C5)」から2オクターブ下の「ド音」として鳴らされるベルです。
「B2」は、その2オクターブ下のド音(C3)のさらに一正音分低い「シ音」として鳴らされるベルであり、そのさらに二正音分低い「ソ音」として鳴らされるのが「G2」です。

新ベル「G2」



新旧最下音のベルたち。画像内の左側が新ベルの「G2」、右側が旧ベルの「C3」

新旧最下音のベルたちです。画像内の左側が新ベルの「G2」、右側が旧ベルの「C3」になります。


私自身は高校時代に2ベルを担当したことがありましたが、それ以来になる実に15年ぶりくらいの2ベル再会でした。

ハンドベルの演奏では、原則として打つ前に腕で円を描いた準備の後に音を鳴らすのですが、その準備する余裕がなく、とっさに片手でスポンジに置いてあるベルを持ち上げて主に手首によって鳴らすことがあります。(ここでは便宜的に以下「とっさ打ち」と呼ぶことにします)

3ベルまでは渾身の力を瞬発的に用いれば、なんとかその「とっさ打ち」ができなくはないのですが、2ベルではそれが難しいことを実感しました。特に「G2」は、上の画像で「C3」と比較してその大きさが一回り違うことからわかるように、物凄い重量であるため、「とっさ打ち」で鳴らすためには、シュワちゃんクラスの相当の握力と腕の筋肉を要するだろうと思います。

私レベルの力では、後続曲のために余力を残さなくてOK的な状況なら、やっと片手打ちができる、というくらいの重量でした。恐るべし、G2。


それから、全国のマルマーク・ローベラーの方々へのご報告が一つ。

それはクラッパーの仕様変更です。


旧ローベルのクラッパー部分新ローベルのクラッパー部分

左側が旧ベルのローベルのクラッパー、右側が新ベルのローベルのクラッパーです。
一目瞭然なくらいクラッパーの仕様が変更されています。それに伴い、音質も変わっています。

もしかしたらマルマーク社による下記アナウンスが関係しているのかもしれません。

引用:In 1992, Malmark introduced a new concept in handbell design and performance through the use of aluminum for the castings of its bass bells. This not only reduced the weight to about half of the bronze, but it also provided a strong fundamental tone. This made it practical and musically desirable to expand the range of bass bells down to G1.
Malmark Online Store > About Malmark > Company History より。


引用:2001 Malmark extends the range of its Basso Profundo aluminum handbells from G1 to F#3.
Malmark Online Store > About Malmark > Innovations より。

趣旨は、主に低音でブロンズ(青銅)の替わりにアルミニウムをキャスティングに使用し始め、G1まで製造可能レンジを広げ、2001年にはアルミニウム製のBasso Profundoハンドベルが、F#3からG1まで製造可能になった、というものです。クラッパーについては特に言及がありませんが、もしかしたらこの仕様変更と関係あるのかもしれません。でも英語余り自信がないのでちっちゃい文字で書いてます。もし違っていたらゴメンなさい。1992年からの新コンセプトであれば、1994年時の最初の購入時に適用されていないのはおかしいかもしれませんが、イングリッシュ・ハンドベルってそんなに頻繁に売れるものなのかどうかが関係ある気がします。

旧ベルに対しては、テーピング等によってプロアルテ独自のカスタマイズが行われていることも無関係ではありませんが、同じローベルでも旧ベルと新ベルを交互に打ち比べてみると、音質が明確に違いました。

新ベルは若干薄い篭った感じの音というか、クラッパーがキャスティングにぶつかった直後のキャスティングに何かが引っ付いたままのような音がより長く持続しているように感じます。
まあでもそれは、旧ベルの音質の方がより自然に感じられるのは、耳の慣れもあるかもしれません。


最後に、実際にスポンジの上に並べられた新ベルたちの画像です。

スポンジの上に並べられた新ベルたち ハイベル

ハイベル。


スポンジの上に並べられた新ベルたち ミドルからハイベルにかけて

ミドルからハイベルにかけて。


スポンジの上に並べられた新ベルたち ローベル

ローベル。


というような感じで、この日の練習では主として新ベルの開梱に当たっていました。

その後、新しいベルを使用して、今年演奏したい曲として一部のメンバーが持ち寄った曲の練習を数曲分行いました。

新たなレンジのベルが追加されたことで、これまで以上に、プロアルテで演奏する選曲の幅が広がっていったら素晴らしいなと思います。


ローベル・クラッパーの仕様変更でも若干違和感を感じたように、新しいベルを使用していくということは、新たなベルの重さや音質に徐々に慣れていくと共に、これまで旧ベルに対して行ってきた自分たちの気に入った音質にするための様々なカスタマイズをもう一度最初からやり直す、ということでもあります。

色々な意味で、早くこの新しいベルに馴染み、使いこなしていきたいと思います。


最後に、これまでのベルに対する感謝と、新しいベルに対する挨拶を以って、このブログを終ります。

旧ベルさん、これまで長い間プロアルテの音楽を形作ってくれて、ありがとう!
新ベルさん、大事に使っていきます。これからどうぞ宜しくー!



以下、メンバー向け業務連絡です。

次回の練習日予定は6月末です。日時・場所(いつもの場所です)等の詳細はこちら(※要ログイン)をご参照下さい。

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コメント一覧

おく   投稿日時 2010-5-27 22:03
2ベル・・・、私もこのページに来て、その写真をみるたびに、まだうっとりしてしまいます。

2ベルたちによって、「プロアルテらしさ」にまた新しい要素が加わったら素敵だなあ、と。

でも余り駆使しすぎて、コンサート後半で腕プルプルが止まらなくならないように、がんばりまーす。

選曲、宜しくお願いいたしますー
miwa   投稿日時 2010-5-27 12:42
久々に集まり、しかも新しいベルにお目にかかれるとあって

とてもわくわくする一日でしたね。

特に2ベルを所有するというのは前々からの念願でしたから

とてもとても嬉しかった!彼らが活躍する曲をいろいろと

探しますね〜。
おく   投稿日時 2010-5-23 19:14
さすらいのローベラーさま

コメント、ありがとうございます。

はい、B2とG2が新たに加わりました。
宝の持ち腐れにならないよう、有効利用していきたいと考えています。

それから、もしかしたらアテンポさんのローベルは、既に新仕様のクラッパーなのでしたか?

昨日の興奮冷めやらぬまま、テンション高いまま勢い込んで全国のマルマーク・ローベラー向けに報告などしてしまったのですが、もしかしたら旧仕様の方が、今は少数派なのかもしれないと、今思うと冷静に気づいたりしました。
さすらいのローベラー   投稿日時 2010-5-23 14:17
おお! おお! おお! おお!
NEWベル購入ですか!

しかもG2・B2まで購入とは…
私はそれらのベルとは未だかつて巡り会っていないので、うらやましい限りです。
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