残り練習回数は、今日を除くとあと
1回いよいよ
最終盤に突入です。
この日は順不同にせよ、昨日演奏した一部の曲を除いたほぼ全曲を通す形で練習を行いました。
特に重点的に練習したのが、常連のBelle of the Ball、愛の挨拶、ケークウォーク、ラシーヌ雅歌、ヒミツの曲などです。
<練習光景1>
いつも練習を見学してくれるかわいいお客さまが一人、今日も熱心に聴いてくれていました。
「スレー・ライド(そりすべり)」は曲名まで覚えている小さいながら耳の肥えたお客さんです。<練習光景2>
Belle of the Ballで「クレッシェンド(徐々に音を強めていくこと)の入りが強すぎるからもっと弱く!」と注意され、
音の小ささを、しゃがんだ身体をもって必死にアピールしようとする健気なローベラーたち。(嘘です。半分はふざけてやっているだけです。)楽器演奏には共通する課題だと思いますが、特に通しの練習では、その日一番最初にやった練習、つまりフレッシュな状態、それぞれの曲についてのこれまでの練習内容がローディングされていない状態で、どれだけの演奏をできるかが、本番演奏での出来具合にとっては、重要なのことだと思います。それはつまり、どれだけその曲が、
これまでの練習を通じて演奏者たちそれぞれの身体に染み付いているかを表すと思うからです。
その意味では、その日の初演奏では思うようにできない部分もまだ残っていて、あともう一回か二回練習があればな、と思いもあります。
もっとも複数の人間が関わる作業では、音楽に限らずなんであれ「よし!これでできたぞ」という極みまで辿り着けることの方が稀なのかもしれません。
これが今年のプロアルテのやれるだけ頑張った結果なのだと、コンサート直前の緊張した中で心から思えるように、残った最後の練習日、およびトッパンホールでのリハーサルに全力を尽くしたいと思います。
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○ご連絡
こちらのお知らせの「チケットのお求め方法」にもその旨が掲載されましたが、12/20(日)クリスマス・コンサートまで残り一週間前を控え、当サイトを通じたチケット申込は締め切られました。
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