今年の演奏予定曲の公開に至りましたので、ようやく具体的な曲名解禁にて、練習日記を書くことができます。
- バタフライ
- ジングルベル・ロック
- となりのトトロ・メドレー
- 戦場のメリークリスマス
- そりすべり
- ホワイト・クリスマス
- アヴェ・マリア
- 朝
- アニトラの踊り
- オーゼの死
- トリッチ トラッチ ポルカ
<練習光景>
※「ホワイト・クリスマス」を練習中な様子です。どの曲もそれぞれ今年の演奏曲として大切ですが、
個人的に敢えてプログラムの中から目玉としてピックアップするならば、
E.グリーグの組曲「ペール・ギュント」からの3曲と、J.シュトラウスII世による「トリッチ トラッチ ポルカ」でしょうか。
「ペール・ギュント」からの「朝」と「アニトラの踊り」は
2002年に、
「トリッチ トラッチ ポルカ」は、
1999年と
2001年に、プロアルテでは既に演奏しているものです。
(cf. 1999年公演記録、2001年公演記録、2002年公演記録 )その頃まだ私はプロアルテに入部しておらず
(たぶん客席から聴いてました )、またその後の新しいメンバーたちが加わっていますので、今回はまた新たな
アサイメント構成による演奏となります。
今年は「朝」と「アニトラの踊り」に加えて、ペールの母オーゼの亡くなる情景を描いた「オーゼの死」を演奏します。
とても荘厳で重厚な曲で、プロアルテで今年購入した2ベルたちにとっての一つの見せ場となります。
トッパンホールに、この曲に合わせて2ベルたちがどのように鳴り響くのか、どうかお楽しみに。
次に、「トリッチ トラッチ ポルカ」。
この曲は、これまで
今年の練習日記に「練習日に一回は練習しよう指定な曲」として書いてきた曲です。
「トリッチ トラッチ」とは「女性によるおしゃべり」の意をドイツ語で表し、ウィーンの社交界の一員であった、J.シュトラウスII世は、そこで様々な会話が途切れることなく華やかにざわめきながら繰り広げられる様子を音楽にしたもの、と言われています。
(cf. WikiPedia日本語版「トリッチ・トラッチ・ポルカ」 )音楽的には、これまでも書いてきたように、かなりアップテンポで、装飾音に満ちたメロディー、また強弱が繰り返し、膨らんでは萎むといった目まぐるしい曲です。
色々と難しい部分はありますが、前述の通り、とても華やかで楽しげな曲です。
お聴きくださる方々に、そうした雰囲気を少しでも楽しんでいただけるよう、自分たちも楽しみながら演奏できたら、と思います。
また既にプロアルテのコンサートにお越しいただいた方であれば、お気づきかもしれませんが、
この中には、毎年のプログラムに必ずといっていいほど含まれているいくつかの定番曲があります。
それらの中には、この日が今年初の練習対象となった曲もありました(
)が、順調に感覚を取り戻せて行ったように思います。
中には個人的に「あ、そういえば譜面見なかったけど結局やれちゃった」的な曲もありましたが、
「でも実際の本番では、そういう曲こそ本番独特な雰囲気を前に、すっぽり頭から抜けてしまうことがあって、要注意なんだよねー
」と言った指摘もあって、油断せずに気を引き締めて取り組もう、と思いました。
その他この日の練習で印象的だった点。
- 「トトロ・メドレー」で、その曲の間の繋ぎ目部分が特に意外に強敵で、身体に染み込ませるのに時間が掛かっていたこと
- 「オーゼの死」で、各フレーズの終わり毎に、音を揃えて切ること
一点目は、何回も練習することでしか解決しない種類の事柄な気がします。
二点目は、自分自身普段余り意識していなかった点で、目から鱗でした。その「音切り」がこの曲に重厚さや一体感のアップをもたらしたことを実感しました。ご指摘に感謝です。
最後に、この週末両日練習の期間に入ると、土曜日からかなりの時間を共にすることになり、どうも日曜日の午後辺りに出来のピークを迎え、また次の週末の土曜日の練習を始めた時には、色々忘れてしまっていて、それまでの練習内容のローディング、感覚の取り戻しからスタートする、というサイクルがあるように思います。
けれども「だからこそ12/19の日曜日にコンサートをするのさ
」と言われて、
「なるほど、上手くできているものなんだなー
」とちょっと妙なところで、今更ながらに納得してしまいました。
どうか、この練習サイクルが本番での演奏に良い効果をもたらしてくれますように。
以下、メンバー向け業務連絡です。
(※要ログイン) 12月1回目の練習 12月2回目の練習※練習場所がいつもと違うところになる見込みです。 12月3回目の練習 12月4回目の練習※12月の2回目の練習以外の練習場所は、全ていつもの場所です