<練習光景>
この日の練習参加人数は7名と少なめ。主にミドル・ローベル主体の練習となりました。
ちなみにこの写真の練習曲では、最下部の2人の
ローベラーが、それぞれ「B2」(白い人)と「G2」(緑の人)を用いています。
今日演奏した曲たちの中には、上で挙げたように3曲をメドレーで演奏したり、またクリスマス系の2曲を繋げて演奏するというものがありました。
それまでの練習では1曲毎に
アサイメントやベル配分を最適化し、次の曲に臨む際にはまた時間を取ってベルの配置を変える前提でいたので、
それを繋げて演奏するとなると、
その変わり目で如何にベルの配置換えをスムーズにするか、ということが今日のそれらの曲の練習での一つの課題となりました。
そもそもこれまでプロアルテでは、例えばレパートリーの一つとしている「クリスマス・メドレー」などのように、譜面全体として既に色々な曲が内包されている場合は別として、
曲と曲を余り繋げて演奏せずに、一曲ずつ切って時間をかけて準備し態勢が整ってから、その曲に臨むというのが普通でした。
(cf.
ハンドベル用語集「MC」)
一曲ずつ区切ることで、既に曲毎に準備は整っている前提で、音取りや曲想に専念し、集中することができるという面があります。
でも、こういう風にベル配置の異なる複数の曲を繋げて練習していくと、「この次の曲ではこの音(ベル)は隣りに渡すから、予めこういう配置にしておいて、次の曲との合間のこのタイミングで、この音とこの音を渡して、あの音を貰おう」みたいなことを頭に入れておく
(あるいは譜面にちゃんと書いておく)必要があって、まるで普段余り使わない頭の箇所を使っているような実感があり、練習をしていて面白かったです。
こういう部分もきっと上手くこなすことができれば、聴いてくださる方にとって、ハンドベルのコンサートならではの一つの見所となりうるのかもしれません。
けれども、それらの曲を練習した後の
「まあ、でも次に練習する際には、きっとまた色々忘れちゃっていて、また思い出すのにちょっと時間が掛かるんだろうねー
」
という意見には苦笑いしながらも、賛成せざるをえませんが。
何でも歳のせいにしてしまうのは悪い傾向ですが、
段々と、何か新しいことを身に付けるのは難しく感じることが多くなってきている反面、そういった折角身に付けたことを忘れてしまうスピードだけは、何だか早くなってきているような気がします。
そんなこんなで、まだまだクリスマス・コンサートに向けて、色々なことを身体に覚えこませるために練習することは一杯ありそうです。
その成果を発揮した演奏を本番でできるように、これからも着実に練習を重ねていけたら、と思います。
以下、メンバー向け業務連絡です。
(※要ログイン) 10月1回目の練習※開始時刻がいつもより遅くなってます。 10月2回目の練習 10月3回目の練習 10月4回目の練習 11月1回目の練習※全ていつもの場所です