以前このブログにも書いたクリスマスコンサートの時ほどの大入りではありませんでしたが、かなりお客さんが入っていました。
<大学正門前脇の立て看板>
<サマーコンサート前のチャペルの様子>
クラシック、ポピュラー曲、宗教曲などを織り交ぜて、全7曲+アンコール1曲。
現役生による指揮が2曲、顧問である下田先生による指揮が5曲。
色々な曲の中でチャイムをふんだんに織り交ぜて演奏されていました。
(ちなみに、チャイムも5オクターブも備えているのですね・・・羨ましすぃ・・・
)
全体的な感想として、選曲的には若干マニアックな気もしましたが、今年度の新しい世代の前向きな意気込みを感じさせる、
とても爽やかなコンサートでした。
コンサート・テーマは「
波紋」。
「波紋」と聞くと、よく「政治家による問題発言が波紋を広げています」といった報道などで使用されるのを連想したためか、最初その文字を見た時は、一瞬「
ん?」と思いましたが、演奏者としての色々な想いを凝縮したキーワードのようです。
「立教大学ハンドベルクワイアホームページ > コンサートイベント告知」 より。コンサート半ばの奏法紹介の後で、ハンドベルという楽器が一人一人の演奏者によるハーモニーによって成り立っているという特性のデモンストレーションとして、コンサート内でも演奏されたBeatlesのYesterdayにて、C6,D6音を担当する演奏者を欠いた場合にはどうなってしまうかを出だしの数小節に渡って実演していたのが面白かったです。
私たちプロアルテの場合も、普通に都合を付けて集まって練習し、本番で聴きに来て下さる皆様の前で演奏をしていますが、今のこのメンバーによって演奏がなされること、またそのコンサートに聴きに来て下さる方々の前で演奏できるということは、決して当たり前ではなく、特別なことなのかもしれない、と。
そうした意味では、コンサートを聴いた私自身がそのことをテーマに書いているこのブログも、波紋の一つと言えるのかもしれませんね。
そういえば余談ですが、波紋と言えば、コンサート後の打上げでは、サッカー・ワールドカップの日本−オランダ戦の結果が、かなりの波紋を呼んでいました。オランダ、デンマーク、カメルーンという同じ予選リーグの顔合わせを聞いた時には、まず予選突破は無理だろうと思っていましたが、カメルーン戦に勝ってしまうと、「これは?もしや?」と少し期待してしまいますね。ガンバレ、日本!今年度はまだ始まったばかりですが、現役生たちがその活動を通じて、良い波紋を広げていくことができますように。