この日、個人的に練習していて印象深かったのは、「
譜面の重要性」でありました。
今年の以前の練習日記でも、ハンドベルの譜面について軽く触れ、
その中で、譜面に色々と書き込んでいくことでその曲自体を徐々に自分のものにしていく、という趣旨の内容を書いた覚えがあります。
確かにその通りではあるのですが、
それは譜面が存在している前提の話で、以前に使用した譜面が手元にないと、
曲想はおろか、音取りどころか、自分の担当音(
アサイメント)すら、忘れてしまっていることに気づいて愕然とした瞬間がこの日はありました。
例年 演奏させていただいている、「クリスマス・メドレー」という曲があります。
プロアルテでは、様々なクリスマス曲をメドレーで繋げた二種類の手書きの譜面があって、
すでにレパートリーとなっていることもあり、難易度的には、どちらの曲もメンバー皆にとって同じくらいと言えると思います。
演奏曲のプログラム内容の詳細についてはまだ詳しく書くことができないのですが、今年も演奏を予定しております。
けれどもこの日の練習で、
ローベルの2つの譜面台で、
- 片方のクリスマス・メドレーの譜面がない
- もう片方のクリスマス・メドレーの譜面はある
という状態で、それぞれを練習を行い、
前者は誰がどの音をどこでやるのか思い出すことができずに、「
この箇所のこの音って誰がやるんですっけ?私でしたっけ?」的な、ちょっとしたカオスとなったのに対して、
後者は「
ああ、そうそう、この曲はこんな感じだった。うんうん」と普通に練習をすることができました。
このような感じで、2つのクリスマス・メドレーの間で、くっきりと明暗が分かれてしまいました。
そのことを通じて、
皆が片手に1つ、両手に2つずつの音を取って、譜面通りに演奏するのであれば、譜面はただ「音符や強弱記号の印刷されたもの」としてあれば良いのですが、
演奏人数の都合上、1人がそれ以上の音(ベル)を担当し、またそれらの音を周囲と頻繁に交換しながら演奏しなくてはならないプロアルテでのハンドベル演奏では、
その「ベルやり取り情報の書き込まれた譜面」がないと、全然練習にならないものだなあと感じた、この日の練習でありました。
以下、メンバー向け業務連絡です。
(※要ログイン) 10月3回目の練習 10月4回目の練習 10月5回目の練習 10月6回目の練習 11月1回目の練習 11月2回目の集合 11月3回目の練習※練習は、全ていつもの場所です