先日の
Tokyo Bell Orchestraさんのコンサート感想のブログ内にも書きましたが、クリスマス・コンサートに向けて1ヶ月を切り、今年の演奏予定曲が
こちらのお知らせに掲載されました。
これまではここで取り上げる練習曲名を伏せてきましたが、今日以降は名前を挙げて書いていこうと思います。
さて、今日は寒かったですねー。
噂では今日の最低・最高気温とも10℃を切っていたとか…
練習しながら気づいたのですが、そんな寒い日にも関わらず、練習場所の窓ガラスは中の熱気で曇っていました。
午前中は、一部の「シチリアーナ」「朝の鐘」「愛のあいさつ」を練習。
前者2つはこれまで演奏したことのない、私たちにとっての新曲です。
決して派手ではなく、どちらかと言えば穏やかで静かな曲ですが、練習するたびに意外と侮れないと気づかされます。
午後には全メンバーが揃い、かねてからブログにも書き今年の練習の多くを裂いてきた「Belle of the Ball」、また12/12の
ミニ・ジョイント・コンサートにて演奏予定のクリスマス曲、後はまだ名前を挙げられないヒ・ミ・ツな曲
などを練習しました。
最後のは(ちょっとハンドベルの世界での内輪っぽい表現になってしまいますが)、私にとってはいわゆる
「Gleeの血が騒ぐ」曲です。
<練習光景1>
ある曲で、メンバー数名がGleeの血をたぎらせまくっている場面です。
<練習光景2>
すっかり半袖な
小峰さん。
Gleeとは:
明治学院東村山 中学・高等学校 Glee Handbell Choirのことで、プロアルテにも、私自身を含めその卒業生が数名含まれています。
Gleeっぽさのポイントは
○ローベルがぶ厚く、ハイベルもミドルもやたらとパワフル志向
○万遍ない音の厚みを伴うベル譜が好き
○曲にもよるが、とにかくテンポは早ければ早いほどGood!
みたいな感じでしょうか。
独断と偏見で簡単に言ってしまうと、
動きとスピードを伴う、ノリノリで派手な曲志向な男どもです。
まるでサーカスのようなハンドベル演奏というと言いすぎかも知れませんが、ニュアンスは近いかもしれません。
Gleeにて同級生だった「Suisuiさん」がご自身のサイト「Suisui@ハンドベル」にて「Glee関係者」として使っている表現もたぶんそれではないかなと思ったり。ヒ・ミ・ツな曲は、そういう要素に溢れたGleeでもオハコの一つだった曲で、アサイメントにもよるでしょうが、たぶん出身者たちは、演奏していると昔のように身体が勝手に動いてしまうのではないでしょうか。
私自身、演奏している時は必死ですが、曲の最後の音を止めながら、ふとタイムスリップして昔に戻ったような気持ちになったりします。
自分がここでベルをずっと続けている理由の一つには、そういう気持ちを味わえるからかもしれないな、と思ったりしました。
ハンドベルは大勢で演奏する楽器で、どの団体もそうですが、プロアルテにも様々な音楽的な根っこを持った人たちが集まっています。
メンバーそれぞれがどういう理由や想いでベルを演奏しているかはわかりませんが、まだハンドベルに関わり続けられていて、時々タイムスリップさせてもらえる自分は幸せ者かもしれないなどと思った、ある寒い冬の日の練習でした。まる。