この三連休を使って、親戚の法事を兼ねて東北を旅行してきました。
山形で法事でしたが、なかなか行く機会もないので思い切ってはやぶさに乗りました!
はやぶさが到着したとき、うちはもちろん、まわりの人々も「お〜〜!」と歓声をあげていました
はやぶさは仙台までノンストップでほぼ1時間。あっという間に仙台に着きました。
そして念願だった日本三大名勝の松島へ。
船で松島を一周しました。
案内してくれた女性はとても明るくいろいろな説明をしてくださいましたが、
その中で東松島のことに触れ、「私の家もなくなりました。両親も亡くなりました。」とさらりとおっしゃいました。
そのさらりと言われた中に、この半年間でどれだけの悲しみと苦労を乗り越えられてこられたのだろうと、
言葉にいい表わせない悲しみを感じました・・・。
島々の海岸には座礁した船、津波で流された車がそのまま残されていました。
いまだに爪跡が消えないまま月日が流れて行くのは辛いことですね・・・。
松島を後にして、レンタカーで一路山形の赤湯温泉へ。
一泊して次の日は蔵王ロープウェイに乗ってきました。山頂付近はもう秋というより冬の寒さでした。
これからきっと紅葉が美しくなるのでしょうね。
法事も済ませ、今度は2時間半かけて同じ山形の日本海側、鶴岡へ。
ちょうど夕日が沈んだばかりのところへ到着したので、まだ海がとても綺麗でした
3日目の朝早く、旅館の目の前の砂浜に散歩に出かけ、朝市で海の幸を買いました
帰りは特急「いなほ」で海岸線を楽しみながら新潟へ。そこからE1系Maxときで大宮まで帰りました。
子供たちはいろいろな列車に乗れて大満足でした
被害の大きかった地域へは行きませんでしたが、ほんの目と鼻の先でたくさんの方々がなくなった場所へ行ったことは
いまここにいてテレビで被災地のことを見るのとは違い、心が本当に苦しくなりました
ご両親をなくされた松島の観光船の方が、「津波から半年しかたっていないのに、よくきてくださったね。ありがとう。」
と宮城の言葉で言ってくださったのが忘れられません。
もっともっと東北へ足を運ぶことが被災地の復興の力になるんだということも感じました。
みなさん、どんどん東北へ足を運んでくださいね。